2-4. 断面計画
部門や外構の設置階を想定して、建築物の高さ方向の構成を検討する。
吹抜けや二層居室、セットバックを図示することで、平面のエスキスでは見えづらい上下階の関係を可視化します。
目標時間:3分(試験開始後 50分)
使用する製図道具
- 製図用シャーペン
- 消しゴム
- ヘキサスケール
2-4-1. 断面概形
階数に応じた建築物の断面概形を示す。
吹抜けや二層居室、セットバックがある場合は、おおよそのサイズでよいので表現しておく。
「2-4-3. 部門の配置」と「2-4-4. 外構の表示」のタイミングで、概形を修正してもよい。
2-4-2. 高さ寸法
2-2. 計画可能範囲で想定した建築物の高さを書き込みます。
この時点で高さを変更する場合は、道路斜線に当たらないかを必ず確認します。
2-4-3. 部門の配置
各階に部門を配置する。
階別ゾーニングを基本とするため、1階に共用部門、2階にA部門、3階(基準階型の場合、3階以上の階)にB部門、全階に管理部門を配置することが多い。
「ユニット」や「関連諸室」など、部門内でグループ分けされた諸室がある場合は、そのグループごとの表記にしてもよい。(令和元年・令和2年 設計製図試験 参照)
管理部門を略して「K」と記載している。
2-4-4. 外構の表示
建築物と周辺施設(敷地内の外構や隣地施設など)との関係を示す。
外構の設置階や、周辺施設とのつながり、周辺環境への眺望配慮などを確認する。
設計条件の整理
建物構成の検討
プランニング