1-4. 面積条件整理

1-4. 面積条件整理

敷地と建築物の面積条件を整理する。

敷地については、用途地域と防火地域の種別および斜線勾配も書き出す。

建築物については、建築面積と床面積をコマ数へ換算する。

1-4. 面積条件整理 完成イメージ
1-4. 面積条件整理 完成イメージ

目標時間:2分(試験開始後 27分)

使用する製図道具

  • 製図用シャーペン
  • 消しゴム
  • 電卓
1-4. 面積条件整理
  1. 1-4-1. 敷地面積
  2. 1-4-2. 建築面積
  3. 1-4-3. 床面積
  4. 1-4-4. コマ数換算
1-4. 面積条件整理 下書用紙の記入スペース
1-4. 面積条件整理 下書用紙の記入スペース

1-4-1. 敷地面積

1-4-1. 面積条件整理 敷地面積
1-4-1. 面積条件整理 敷地面積

問題用紙から、敷地面積用途地域防火地域の種別斜線勾配を書き出す。

敷地を略して「S」と記載している。

斜線勾配は、住居系の用途地域の場合は1.25、商業系・工業系の用途地域の場合は1.5である。

1-4-2. 建築面積

1-4-2. 面積条件整理 建築面積
1-4-2. 面積条件整理 建築面積

問題用紙から、建蔽率最大建築面積を書き出す。

建築面積を略して「K」と記載している。

1-1. 課題文の読み取りで最大建築面積を算出しているが、ダブルチェックの意味をこめて、再度計算しておく。

1-4-3. 床面積

1-4-3. 面積条件整理 床面積
1-4-3. 面積条件整理 床面積

問題用紙から床面積の指定範囲を確認して、下限値上限値、それらの中間値を書き出す。

ターゲット床面積を略して「T」と記載している。

令和3年度は、床面積の範囲が指定されず、容積率の限度のみが示されました。同様の場合、容積率最大延床面積を書き出します。

同年度の採点のポイントでは、容積率の限度を超えているものが「設計条件・要求図面等に対する重大な不適合」に該当すると明記されています。容積率の限度(最大延床面積)を超えないようにさえ計画すれば、建築物のボリュームは自由に決めてよいと考えることができます。

1-4-4. コマ数換算

1-4-4. 面積条件整理 コマ数換算
1-4-4. 面積条件整理 コマ数換算

標準的な7m×7mグリッドを1コマとして、面積を49㎡で割ってコマ数に換算する。

最大建築面積は0.5コマ単位になるよう、切り下げて換算する。

床面積は1コマ単位になるよう換算する。下限値は切り上げ中間値は四捨五入上限値は切り下げとする。


1-5. 構造計画 完成イメージ
1-5. 構造計画 完成イメージ

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設計条件の整理

建物構成の検討

プランニング

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