貫
柱等の垂直材のあいだに通す水平材。
上部から順に、天井貫、内法貫、腰貫、地貫という。
根入れ深さ
杭や基礎の地中への埋め込み部分の長さ。
基礎の地耐力に関係する。記号で表す。
根がらみ貫
床束の下方を連結する水平材。
独立基礎の場合は床下が高いので根がらみ貫が不可欠であるが、床下にコンクリートを打つと床下が低くなるので不要である。
熱貫流率
熱伝導率
内圧係数
建築物や工作物の内表面にかかる圧力を係数で表したもの。
風力係数の算出に用いられ、形状に応じて数値が定められている。
内壁空積工法
石材と躯体を引き金物で緊結し、引き金物周辺を取付け用モルタルで固定する張り石工事の工法。
内壁の張り石工事で用いられ、取付け用モルタルが塗られた箇所以外は石材と躯体のあいだに空隙があることから付けられた名称である。
日射遮蔽係数
3mm厚の普通透明ガラスの日射熱取得率に対する対象のガラスの日射熱取得率の比率。
日射遮蔽係数が大きいほど、遮蔽効果は小さい。
日射熱取得率
日射量のうち室内に流れ込むものの割合をいう。別名「日射取得率」「日射侵入率」
窓ガラスの場合は、透過成分だけでなく、いったんガラスに吸収された成分のうち最終的に室内に放出される成分を含む。
日照時間
晴天で一日中日照のある状況において、可照時間から周辺の建物などによる日影時間を差し引いた値。
気象分野とは異なり、天候によらず、周辺の建物との関係によって決まる。
日照率
可照時間に対する日照時間の割合。
太陽熱利用や太陽光利用の目安になる。
ナースステーション
病院における看護師の詰め所。
看護動線の短縮や観察の容易さを確保できるところに配置される。
内部摩擦角
土を構成する粒子間の摩擦やかみ合わせの抵抗を角度で表したもの。
内部摩擦角が大きいほど、土を盛ったときに崩れにくい特性がある。