3-3. チビコマ
方眼紙の1マスを1コマとみなし、具体的なコマ数でプランニングの下準備を行う。
出入口、コア(階段・EV)、二層空間、大空間、主要室の5つの検討を行い、「3-1. ゾーニング」と近しい部門配置で、無理なく室を計画することができるか確認する。
目標時間:10分(試験開始後 85分)
使用する製図道具
- 製図用シャーペン
- 消しゴム
- フリクション(赤、オレンジ、青、緑)
3-3-1. コマ表記
X方向・Y方向の想定グリッドをもとにスパン数を仮定し、コマを表記する。
グリッドは、2-5. 面積チェックで導いた平面形状をもとに想定する。
上記画像の例では、2-5. 面積チェックで平面形状は36m×27mを想定したので、X方向は6m×6スパン、Y方向は9m×3スパンを仮定して、6コマ×3コマで表記している。
3-3-2. 出入口の検討
計画建物の出入口を、3-1. ゾーニングを参考に施設利用者用と管理者用で2箇所に設ける。
施設利用者用と管理者用の出入口は、屋外で動線が交錯しないようにするためには計画建物の異なる面に設けるのが望ましい。
3-3-3. コアの配置検討
コア(階段・EV)の配置を検討する。
3-3-1. コマ表記の想定グリッドをもとに、大まかなサイズ感の囲いにハッチングをかけて表記しておく。
3-3-4. 二層空間の配置検討
一層分では納まらない天井高さの指定がある要求室や吹抜けの指定がある場合、その二層空間の配置を検討する。
3-3-5. 大空間の配置検討
3-3-6. 主要室の配置検討
設計条件の整理
建物構成の検討
プランニング