3-2. パターン想定
同じ条件で複数設ける要求室について、同じ形状で計画できるようにパターンを想定する。
グリッドを仮定して、要求室の面積条件をもとに室形状を決め、廊下・バルコニーの配置も検討する。
目標時間:5分(試験開始後 75分)
使用する製図道具
- 製図用シャーペン
- 消しゴム
- ヘキサスケール or 三角定規
3-2-1. 主要室の形状検討
グリッドを仮定して、要求室の面積条件をもとに室形状を決める。
令和2年度の設計製図試験では、居住部門のユニットA~Cで「個室」が居宅サービス部門で「宿泊室」がそれぞれ「1室あたり17㎡以上」の面積条件で要求された。
上記画像のように7m×8mのグリッドを仮定すると、間口が3.5mとなり奥行は5mが必要となる。ゆとりのある有効幅員を取れるように廊下は3mで計画し、バルコニーは2mの跳ねだしで想定している。
3-2-2. 別グリッドでの検討
別のグリッドでも、同様の検討を行う。
一般的に設計製図試験で採用される6~9mのグリッドで検討すればよい。
設計条件の整理
建物構成の検討
プランニング