あ行

アール・ヌーヴォー

フランス語で「新しい芸術」を意味する装飾美術の様式。 19世紀末のベルギーに端を発して、その後フランスとベルギーを中心にヨーロッパ全土に広まった。有機的な曲線や曲面をモチーフに、鉄やガラスなどを用いて作り出す情感豊かな造形が特徴。ヴィク...
あ行

アーツ・アンド・クラフツ

ウィリアム・モリスが起こした工芸運動。 大量生産による品質の低下に対して、手仕事の精巧な美しさを復活させ、デザインによる生活と芸術の統一を目指した。
あ行

アースオーガー

既製杭のプレボーリング工法(セメントミルク工法)に用いられる、地盤に丸い孔を掘削する建設機械。 電動または油圧で駆動し、ドリル部分(スクリューオーガー)が回転することで、地盤を掘削する。
さ行

所要数量

定尺寸法による切り無駄や、施工上やむを得ない損耗を含んだ数量。 「公共建築数量積算基準」では、各種建築資材における割増の目安として、設計数量に対する掛け率を示している。
は行

ハンプ

路面の一部を盛り上げ、通過する車両に上下振動を与えることで運転者に減速を促す構造物。 駐車場の出入り口に設けられることが多い。
さ行

蔀戸

寝殿造りの開口部に使われた建具で、板の片面あるいは両面に格子を組んで作られたもの。 上下に分かれている造りのものは、上側の戸を跳ね上げて金具で吊るすことで、昼間の採光を確保するために使われた。
ら行

レンタブル比

建築物の収益性の指標のひとつであり、一般的には延べ面積に対する貸室合計面積の比率。 値が大きいほうが収益性が高いとみなされるので、事業性のある建築物については重要視される傾向にある。
な行

ナースステーション

病院における看護師の詰め所。 看護動線の短縮や観察の容易さを確保できるところに配置される。
さ行

シーズニング

美術館や博物館において、アルカリ汚染因子や湿気の発散量が減少するまで収蔵・展示を控えること。 延べ面積10,000㎡程度の美術館では、コンクリート打設から開館までに約20ヶ月を要する。
か行

燻蒸室

収蔵品の害虫駆除や防カビ、殺菌を行うための部屋。 薬品等により燻蒸を行うので気密性が必要である。搬出入口・荷解き室と収蔵庫のあいだに設けられることが多い。
は行

ブックディテクションシステム

図書館で蔵書の無断持ち出しを防止する装置及びそのシステム。英単語の頭文字から「BDS」と表記されることもある。 出入り口に設置されることが多く、利用者にとってはカバンや自らが所有する本を持ち込めるといった利点もある。
か行

コンバージョン

既存建築物に改修を施して用途を変更し、新しい建築物へ再生させる手法。 学生寮をコーポラティブハウスに変更した「求道学舎」の例などがある。リノベーションと混同されることがあるが、コンバージョンは用途を変更する点に特徴がある。 ...
ら行

ライトウェル

低層・中層住宅において、主に採光のために設けられる吹抜け空間。別名「光井戸」 プライバシーを保ちつつ明るい空間を演出できたり、通風・換気を確保できたりする利点がある。
あ行

エプロン

浴槽の縁(立上り部分)。 洗い場床面からのまたぎ高さと浴槽の深さに関係する。
か行

沓摺り

開き戸の下部にある床材と取りあう部材。 引き戸の場合、同様の部材のことを「敷居」という。
あ行

黄金比

自然界や美術作品にみられる、人間がもっとも美しいと感じる比率。 その比は、およそ1:1.618である。
や行

有機的建築

自然にならった有機的な造形、敷地や環境と一体になったデザインを特徴とする建築。 フランク・ロイド・ライトによって提唱され、ロビー邸が代表的な作品として知られる。
た行

デ・ステイル

デ・ステイルとは、客観的で普遍的な表現様式を目指した造形運動をいう。 基本理念は新造形主義(ネオ・プラスティシズム)で、従来の具象芸術に対して、水平線、垂直線、直角、正方形、長方形、三原色、非装飾性、単純性を追求した。
か行

近代建築の五原則

ル・コルビュジエが提唱した近代建築における5つの要素。 「ピロティ」「自由な平面」「自由なファサード」「水平連続窓」「屋上庭園」を実現した代表的な建築にサヴォア邸がある。
学科試験の教科書

集合住宅の計画

学習の内容 住棟の配置計画 住戸の平面計画 住棟の配置計画
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