第129条の6(エレベーターのかごの構造)


 エレベーターのかごは、次に定める構造としなければならない。
 各部は、かご内の人又は物による衝撃に対して安全なものとして国土交通大臣が定めた構造方法を用いるものとすること。
 構造上軽微な部分を除き、難燃材料で造り、又は覆うこと。ただし、地階又は3階以上の階に居室を有さない建築物に設けるエレベーターのかごその他防火上支障のないものとして国土交通大臣が定めるエレベーターのかごにあつては、この限りでない。
 かご内の人又は物が釣合おもり、昇降路の壁その他のかご外の物に触れるおそれのないものとして国土交通大臣が定める基準に適合する壁又は囲い及び出入口の戸を設けること。
 非常の場合においてかご内の人を安全にかご外に救出することができる開口部をかごの天井部に設けること。
 用途及び積載量(kgで表した重量とする。以下同じ。)並びに乗用エレベーター及び寝台用エレベーターにあつては最大定員(積載荷重を前条第2項の表に定める数値とし、重力加速度を9.8m/s2と、1人当たりの体重を65kgとして計算した定員をいう。第129条の13の3第3項第九号において同じ。)を明示した標識をかご内の見やすい場所に掲示すること。


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