さ行

シージングせっこうボード

両面の紙と芯の石膏に防水処理を施したせっこうボード。 湿度が高い箇所や水まわりの下地に用いられる。
か行

輝度

光源面から、特定の方向に向かう単位投影面積当たり、単位立体角当たりの光束。単位は 特定の方向から光源面を見たときの明るさを示す指標となる。人間の感覚に近いため、視環境を示す指標として広く用いられる。
か行

既製コンクリート杭

工場で製造されたコンクリート製の杭。 施工の際には、従来は打撃工法がよく用いられてきたが、杭の大型化などにより埋込み工法が多く採用されてようになっている。
か行

気乾含水率

木材を空気中の湿度と平衡状態になるまで乾燥させたときの含水率。 屋外で雨がかからないように保存しておくと、長い時間をかけて気乾状態となり、含水率は約15%になる。
か行

木裏

製材された木材の、木取り前における丸太の樹心側。⇔ 木表 赤太が多い。水分が比較的少ないため、木表よりも乾燥伸縮の割合が小さい。
か行

木表

製材された木材の、木取り前における丸太の外周側。⇔ 木裏 白太が多い。水分が多いため、木裏よりも乾燥伸縮の割合が大きい。
あ行

ウェットジョイント

プレキャスト部材の接合部にコンクリートを充填した接合。 部材相互は、シャーコッターと呼ばれる凹凸をかみ合わせるようにしてから、コンクリートで接合される。
あ行

インバート

排水中の固形物をスムーズにを流すための溝。そのような溝のある枡を指すこともある。 配管の断面と同じような型を作ることを「インバートを切る」という。
あ行

色温度

光源の色を示すもの。絶対温度(単位 K:ケルビン)で表す。 色温度が高くなるにつれて、光源の色は赤→黄→白→青に変化する。
あ行

入母屋屋根

屋根形式のひとつで、上部が切妻、下部が寄棟のような形状の屋根。 寺社や屋敷によく見られるが、地方によっては民家にもよく使われている。
あ行

芋目地

縦横ともに直線状に通った目地。別名「通し目地」 目地のラインが通るので、整然とした印象を与える。それに対して、縦横一方の目地をずらしたものを「馬目地」「破れ目地」という。
わ行

和様

古代に大陸から伝えられた寺院建築の様式をもとに、わが国で独自に発展して成立した様式。 禅宗様の扇垂木とは異なり、屋根の垂木は平行に配置されている。
わ行

渡殿

寝殿造りにおいて、寝殿と各対屋を結ぶ屋根付きの渡り廊下。別名「細殿」「渡廊」 両側吹き放しの場合は透渡殿、壁や蔀戸があれば壁渡殿という。
わ行

枠組足場

門型の形状をした建枠とジャッキベース・交差筋かい等の組み合わせで作られる仮設足場。 高さは45m以下を目安とする。
わ行

ワーキングジョイント

ムーブメントが比較的大きい目地。 カーテンウォールの目地に代表される。部材相互の二面接着とし、バックアップ材等により三面接着を防止する。
わ行

ワーカビリティー

運搬・打込み・締固め・仕上げ等の作業の容易さを表すフレッシュコンクリートの性質。 コンクリートの変形および流動に対する抵抗性(コンシステンシー)と材料分離に対する抵抗性を合わせたものとして考えられる。
ら行

冷間成形角形鋼管

冷間(常温のまま)で角形に成形される鋼管。 JIS規格の一般構造用角形鋼管(STKR材)と日本鉄鋼連盟が規格化した建築構造用冷間成形角形鋼管(BCR材・BCP材)の2種類がある。STKRとBCRはロール成形、BCPはプレス成形で製造され...
ら行

流動化剤

コンクリートの品質の確保と施工性の改善をするための化学混和剤。 練り混ぜられたコンクリートにあらかじめ添加・かくはんすることで、流動性を増す。流動化コンクリートに使用する。
ら行

リーマ

金属板などに空けられた孔を拡大したり、形状を整えたりするための工具。 部材組立て時に生じたボルト孔の2mm以下の食違いは、リーマ掛けをして修正する。
ら行

ラチス

鋼材梁において、斜めまたはジグザクに配置されたウェブ材。 平鋼や丸鋼をトラス状に組み立てたもので、応力の比較的小さい梁に用いられるものをラチス梁という。
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