[note title=”学習の内容”]
[list class=”li-check li-mainbdr main-c-before strong”]
- 建築物に働く力の種類
- モーメントは回転を起こすような働き
- 力のつり合い条件
[/list]
[/note]
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建築物に働く力の種類
建築物には、自然界からさまざまな力が働きます。
他にも、建築物自体の重さだけでなく、建築物内の人や荷物による重さなども考慮しなければいけません。
【作用する期間による荷重の分類】
[list class=”li-mainbdr”]
- 長期荷重・・・固定荷重、積載荷重、積雪荷重(多雪地域)
- 短期荷重・・・風圧力、地震力、積雪荷重(一般の地域)
[/list]
【作用する方向による荷重の分類】
[list class=”li-mainbdr”]
- 鉛直荷重・・・固定荷重、積載荷重、積雪荷重
- 水平荷重・・・風圧力、地震力
[/list]
※地震力には上下動(鉛直動)と水平動があるが、地震による被害は水平動による場合が多いので、地震力は水平荷重としてあつかうことになっている。
モーメントは回転を起こすような働き
力がある点について回転を起こすような働きを、力のモーメントという。
[box class=”box1″]
モーメント = 力 × 距離
[/box]
力のつり合い条件
建築物が安定を保っているとき、作用する力に対して「つり合っている」といえます。
【力のつい合い条件】
[box class=”box1″]
ΣX = 0
ΣY = 0
ΣM = 0
[/box]
この式を言葉で説明すると、下記のようになります。
[box class=”box1″]
「X方向の力の合計」がゼロ
「Y方向の力の合計」がゼロ
「モーメントの合計」がゼロ
[/box]
反力の計算、応力の計算では、このつり合い条件が基本となるので、必ず覚えておきましょう。
学習のポイント
- 建築物に働く力には、風圧力や地震力などがあり、「期間」と「方向」で分類することができる
- 力がある点について回転を起こすような働きを、力のモーメントという
- X方向・Y方向の力がそれぞれつり合っていて、モーメントの合計がゼロのとき、建築物は安定を保っている
[sen]
[box class=”box28″ title=”次の学習”](準備中)[/box]
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