一級建築士試験|学科Ⅰ計画の勉強法・試験攻略ポイント

合格基準点と目標点

満点20
目標点16
足切り点11

計画の足切り点(合格基準点)は、十年以上変わらず11点です。

学科試験は、総得点で100点を取ると合格できます。125点満点の八割が100点なので、学科Ⅰ計画では16点が目標点になります。

得意科目・苦手科目でばらつきは出ますが、試験直前までは目標点を下げずに学習を進めましょう。

過去問の出題傾向

出題分野202020192018
住宅・集合住宅22
公共建築65
商業建築33
計画一般54
建築生産22
都市計画・住宅地計画35
建築史33
積算11

※融合問題(複数の分野から成る問題)は、該当する分野にそれぞれカウントしているため、合計が総問題数の20を超えていることがあります。

学科Ⅰ計画の試験攻略ポイント

学科Ⅰ計画の出題範囲は幅広く、建築計画についての全般的な知識を問われます。その反面、それぞれの分野では基礎的な知識しか問われません。

出題内容は、原理・原則に基づくものより、建築的な常識で判断するものが多いです。また、問題文から正答肢を類推できる問題が少なく、問われた知識をピンポイントで知っていないと問題を解きにくい特徴があります。

個人差はありますが14〜16点くらいまでは、学習量に概ね比例して点数が上がっていきます。点数が頭打ちになってくると、時間をかけて学習しても効果が表れにくくなります。ブレイクスルーを期待して猛勉強するのは、かけた時間に見合わなくなってしまう可能性が高いです。

学科Ⅰ計画の勉強法

建築計画についての知識を広く浅く問われるので、繰り返し問題を解くことで、知識が抜け落ちないようにするのが基本です。

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